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ACT.157 バイオレンスミッション フェーズ4 続き妄想 2(日向ひなた様SS)  



ACT.157 バイオレンスミッション フェーズ4 続き妄想 2

「っっっはぁ~~~……っっ」

バスルームへと籠り、深々と嘆息する。

(…何が「食べちゃうよ?」だよ、俺……)

自分で自分の首を絞めている気がしてならない。

『あぁ…お前が一番、可愛い。セツ…』

そう言って俺が額に口づけた時も、きっと抱きついてすり寄って…甘えてくるものと思っていた。けれど、最上さんの雪花は両腕を俺の首へと回し頬に口づけを返してきた。

『大好きよ…』

例え演技とはいえ、最上さんの口から零れた言葉に…柔らかな唇の感触に、理性が吹っ飛びそうになっていた所へあの爆弾だ。

『…… 兄妹だから?兄妹だって男と女だもの。セックスできるのよ?』

病的なまでのブラコンである雪花としては、間違った回答ではない。むしろ、相応しすぎるほど相応しい気がする。
あの時の俺はカインだったから、表情を崩す事はなかったが…心臓を鷲掴みにされた気がした。思考を支配したのは「抱きたい」という欲望。

二人で食事をする間も上の空だったと思う。

     彼女の細く白い指先の動きが……
     小さく開かれる唇と時折のぞく赤い舌が……
     喉の嚥下する動きが……

全てが俺の目を惹き付け、欲望を煽る。食事というものは、こんなにもセクシャルなものだっただろうか?

食事というとあの父の食欲と母の個性的な料理を思い出してしまい、食欲は失せるばかりだったけれど…今は、別の意味で食欲がない。

いつも以上に食が進まない俺に、雪花が「兄さん、ちゃんと食べなきゃダメよ!」と説教するのでなんとか食べる事が出来たが……あの時の俺は、食事よりも君を食べてしまいたい欲求と戦っていたんだけどね…。

「っっっはぁ~~~……っっ」

ともかくシャワーを浴びて、少し落ち着け俺。これからしばらく一緒の部屋で生活するのだから、彼女を怖がらせてはいけない。傷つけてはいけない…。

心からそう思う一方で、本能が叫んでいる。彼女が欲しい…と。

彼女を抱きたい…華奢な肢体を組み敷いて、白い肌に俺のものだとシルシを刻み…甘く、啼かせてみたい……。

穢れた欲望に支配されそうになる思考を振り払うようにして、服を脱いで熱いシャワーを浴びる。汗と一緒に欲望も流れていけばいいのに…。

「兄さんっ!!」

慌てたような最上さんの声に、シャワーを止めてバスローブを羽織って慌ててバスルームを後にする。部屋には仁王立ちになって眉を吊り上げている雪花がいた。

「どうした、セツ?」

彼女の様子に何かあったわけではないと安堵しつつも怒りの原因がわからなくて眉根を寄せる。

「……コ・レ!」

足元にはいくつもの紙袋が置いてあり、それが先ほど購入した「ジャンヌ・ダルク」のものだとわかった。

「あぁ、届いたのか…」
「『届いたのか…』じゃないでしょ!私、パンツ3本って言ったじゃないっ!何よ、この量はっ!!ちょっとそこに座んなさいっ!!」

返品する時にインナーやアウター、ブーツ…雪花に似合いそうなもので、俺の理性を飛ばさない程度の露出の服をいくつか見繕っておいたのだ。
どう考えてもミス・ジェリーが用意している服は、露出が高すぎる。俺の理性の心配もだが、そんな露出の高い姿を他の男の目に触れされるなんて冗談じゃない。

憤慨する雪花に言われるままに、床に正座して上目遣いに見上げる。

「     お前に、似合うと思ったんだ……」

しょぼんと落ち込んで、雪花の表情を伺うと先程、パンツの本数でもめた時と同じように「うっ!」と息を詰まらせ頬を染めている。

(     可愛いな……)

本当にどんな表情も可愛くて愛しくて……食べてしまいたい。

「~~~…っ!無駄遣いはダメって言ったじゃない!」
「お前に使うお金のどこが無駄なんだ?俺の中では、最優先事項だ」
「んなっ!」
「それとも、俺がお前の為に選んだ服が気に入らないのか……?」

肩を落とし、寂しそうな表情で訴えると雪花は赤面して…その後、大きく嘆息した。

「兄さんが私の為に選んでくれた服が気に入らないわけないじゃない…凄く、嬉しい…」
「じゃあ、着てくれるか?」
「うん…その…ありがとう……」

床に座る俺の前に同じようにしゃがんで、両手を首に回して抱きついてお礼を言われる。赤い顔を隠したいが為の行為かもしれないが…俺、今、バスローブ1枚なんですけど?お嬢さん……?

「……セツ、可愛い」
「大好きよ、兄さん……」

ギュッと抱き締め、髪に口付けを落とし抱き上げて立たせる。

「じゃあ、俺はバスへ戻る」

これ以上、傍にいると押し倒してしまいそうだから…辛うじて理性が残っている間に定員1名の個室、バスルームへと足を向ける。もう少しだけ頑張ってくれ、俺の理性っ!!

「ねえ、兄さん?」
「ん?」

雪花の声に振り向けば、にんまりと悪戯っぽく笑っていて…

「服のお礼に背中、流してあげよっか?」

(ちょっと待て!何を言い出すんだ、君はっ!!)

つくづく役者をやっていて良かったと……本気で…心底、そう思った。

内心の動揺は綺麗に隠して、ニヤリと笑って返す。

「…いや?ここのバスは狭いからな。どうせなら、もっと広い所で…ゆっくり、な?」
「くすっ…。わかったわ…楽しみにしてる」

肩をすくめてクスクスと笑う雪花に再び背を向けて、バスルームへと入り…再び深く嘆息する。

「っっっはぁ~~~……っっ」

全く…俺の理性を弄ぶような発言は慎んで欲しいものだ。大体、本当に意味がわかっていっているかもアヤシイ気がする。

こんな状況で、俺…本当に無事に過ごせるんだろうか     ?


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Posted on 2010/05/25 Tue. 09:24 [edit]

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